アイピルを通販して安全に避妊できる4つのルール

アイピルのイメージ画像
アイピルは、緊急避妊薬(アフターピル)です。性行為から72時間以内に服用することで望まない妊娠を避けることが期待できます。服用タイミングが遅れるほど避妊確率も下がっていきますが、正しく服用した場合の避妊の成功率は95%以上です。

ルール1. アイピル(アフターピル)ってどんな薬?アイピルの特徴について知る

アイピルは厚生労働省から認可を受けていない商品です。ドラッグストアや通販サイトなどでの市販での販売は認可されていないのです。また、病院で処方してもらうこともできません。

アイピルはノルレボのジェネリック医薬品

アイピルは、ノルレボのジェネリック(後発)医薬品として、インドで誕生しました。医薬品には、先発医薬品と、それを真似てつくられたジェネリック医薬品があります。配合物質に違いがありますが、有効成分は同じです。

先発医薬品の医薬品特許期間が切れることで、他製薬会社が同じ有効成分を使用して後発医薬品を製造できるようになります。後発医薬品は、すでに開発された成分を使用するので開発・製造費用負担が少なく、先発医薬品よりも安く販売できます。そのため後発医薬品を利用する人は少なくありません。

ただ、ノルレボに関しては特許期間は継続しており、通常であれば、ノルレボのジェネリックは存在しません。しかし、インドでは独自の特許法があります。特許期間が継続している医薬品のジェネリック品を製造・販売することが可能になっているのです。そうした事情から生まれたのが、アイピルです。

アイピルは海外から個人輸入する

アイピルの購入は、個人輸入から行えます。

個人輸入は、海外の販売店から個人的に商品を購入する方法です。医薬品の個人輸入自体は、ルールを守って利用すれば、違法性はありません。利用する場合は「個人使用に限る」「譲渡・転売などは禁止」「代理での購入禁止」「数量制限を守る」ことです。

アイピルは処方せん薬です。1回で1か月分まで購入することができます。例えば、薬の通販オンラインのアイピルの通販ページを見てみると、アイピルが1錠あたり1580円で購入できます。

アイピルの個人輸入について解説

アイピルは、個人輸入で購入できます。アイピルは、シプラ社が製造・販売しているノルレボのインドジェネリック品です。シプラ社はインドのムンバイに拠点を置いています。設立は1935年、インド国内では3番目から4番目に大きな製薬会社です。

購入するには海外に行って購入する、または海外の販売店から購入することになります。行くのは現実的ではないので、多くの方は販売店から購入します。つまり、インターネットを利用した個人輸入です。

個人輸入代行サイトとは、日本の消費者が海外の販売店から商品の購入を仲介する業者です。サイト自体は一般的な通販サイトと変わりなく、日本語に対応しています。アイピルを買い物かごに入れて、決済手続きをすれば、平均して10日ほどで商品が手元に届きます。

「個人的に海外の販売サイトから購入するなんて不安」という方は多いでしょうが、一般的には個人輸入代行サイトを利用します。個人輸入代行サイトとは、海外医薬品や海外製品を扱う通販サイトのことです。日本語に対応しており、一般的な通販サイトと注文方法も変わりません。

購入したい商品を買い物かごに入れて決済手続きをすると、通販サイトが購入者に代わって海外販売店に注文をしてくれるシステムです。商品は海外から購入者の住所に直接送られてきます。

医薬品の個人輸入では販売や譲渡が禁止されていますが、これは代行業者に対しても同じです。例えば、海外販売店が代行業者に商品を送り、代行業者から注文者へ転送する行為は、違法です。どこから商品が届くのかチェックしましょう。

ルール2. 個人輸入って安全?メリットとデメリットを理解する

個人輸入は、日本では販売されていない医薬品が購入できるメリットがあります。しかし、メリットだけでなくデメリットも理解しないまま利用をすると、思わぬリスクを負う可能性もあります。デメリットを理解しておくことで、リスクを回避しましょう。

個人輸入のメリット

個人輸入のメリットでよくあげられるのは「価格面」です。

病院で処方してもらう場合は、薬代に加えて、診察代や処方箋代などもかかります。しかし、個人輸入では薬代しかかかりません。病院で処方してもらうにしても、アフターピルは、基本的に保険適用外なので、費用は全て自己負担です。アフターピルは種類にもよりますが1回の処方で、3000円から2万円ほど発生します。

個人輸入なら、ノルレボで1錠3000円程度です。アイピルなら、1錠1500円程度から安い価格で購入できるので、魅力です。

また、個人輸入なら「まとめ買い」をすることもできます。アフターピルは、病院で1回分の処方なのでまとめて購入することはできません。しかし、個人輸入ならまとめ買いが可能です。

医薬品の個人輸入のルールとして、処方箋薬は用法用量からみて1ヶ月分以内と定められています。アイピルなら1回1錠の服用なので、1日1錠と考えて30錠までなら一度にまとめて購入することができるのです。さらに、個人輸入ではまとめ買いをするほど安くなります。1錠500円程度で販売されていることもあるのです。
性行為の後にすぐにストックが飲めるのはメリットでしょう。

個人輸入のデメリット

これに対してデメリットでよくあげられるのは「安全性」です。

個人輸入で、購入された医薬品の6割が偽物だという統計も出ています。個人輸入は、薬事法で認められているとはいえ、認可を受けていない薬を使用するということは、理解しておきましょう。

偽物には、正規品とは違う成分が含有されているので、場合によっては、健康や命への危険性がある可能性もあります。使用は自己責任なので、トラブルも起きやすく、避妊ができない可能性もあるのです。数が少ないためあまりニュースにはなりませんが、実際に健康被害が出て入院した、死亡したという方も確認できます。

「偽物」の薬は日本にいるとあまり馴染みはありませんが、決して珍しいものではありません。ましてや、輸入ルートが明確ではないネット通販では、そのリスクは高いと思っておいた方が良いでしょう。

リスク回避のためには信頼できる代行サイトを利用するのが重要ですが、いずれにしても自己責任での利用ということを念頭においておきましょう。

他には、「即日手に入らない」という問題もあります。

アフターピルは、性行為から72時間以内に飲まないと避妊はできません。個人輸入は、海外から商品が発送されるので目安として10日ほどかかります。そのため、もしも個人輸入を利用するのなら、万が一の時のために事前に購入しておくという考えで利用するのが良いでしょう。

便利で手軽に利用できるとして多くの方が利用していますが、リスクを踏まえた上での利用をおすすめします。

ルール3. アイピルはどこで入手できる?国内では販売されていないことを知る

「アイピルはアマゾンや楽天では買えないの?」と考える人がいるかもしれません。しかし、緊急避妊薬「アイピル」は、Amazonや楽天などの国内の通販サイト、メルカリやラクマ、ヤフオクなどのフリマアプリからは購入できません。

避妊は、コンドームでするのが一般的です。相手がコンドームを付けてくれなかった、つけてくれたけど途中で破れて漏れてしまう場合があります。アフターピルは、正しく服用すれば高い確率で望まない妊娠を避けることができます。

万が一の時のために、購入しておきたいと考えている女性も増えてきているようです。そこで、アフターピルとして人気の「アイピル」をAmazonや楽天などの通販で購入することはできないのか?と考える人も多いです。

国によっては、ピルを手軽に購入できる環境整備がされています。アイピル自体は危険な薬ではないので、日本でもできるのではないかと考える人もいるのではないでしょうか。特に近年、医薬品販売の規制がゆるくなったので期待する声が大きくなるのも当然でしょう。

しかし、アイピルは、国内の通販サイトでは購入できません。

これまで、日本は医薬品の販売規制が厳しく、消費者が手軽に購入できる薬はごく一部でした。そんな中、法改正により2014年から多くの医薬品がインターネットから購入できるようになっています。ただし、購入できるのは「一般医薬品」に限られているのです。

医薬品には大きく分けると「医療用医薬品」と「一般医薬品」が存在します。医療用医薬品は、医師が患者を診察して処方箋に基づき渡される薬です。一般医薬品は症状に合わせて自分で選んで購入でできます。

一般医薬品は、服用リスクの大きさによって「第1類」「第2類」「第3類」の3つのグループに分類されています。法改正以前は一番リスクの少ない第3類しかインターネットでの購入はできませんでした。しかし、改正後は全ての一般医薬品がネット購入できるようになりました。

では、アイピルのようなアフターピルはどうなのでしょうか?

アフターピルは、医師の処方が必要な医療用医薬品となっています。そのため、対面販売が原則であり、Amazonや楽天などの通販サイトからでは購入することができません。また、先述したように、医師の処方箋が必要なので、診察を受けた上での病院窓口や、調剤薬局での購入となります。そのため、市販の薬局やドラッグストアでも販売はされていません。

また、アイピルは病院でも処方してもらえないアフターピルなのです。あまり知られていませんが、アイピルはジェネリック医薬品であり、日本での承認は受けていない薬です。そのため、国内での入手はできません。

病院ではアイピルを処方してくれないの?

日本国内で扱われる医薬品は、厚生労働省の認可を受けています。薬事法の基準により、成分の有効性が認められ、安全性と安心性がクリアできているという厚生労働省が保証しているのです。

アフターピルを含むピルの処方は産婦人科が一般的です。婦人科のほか、内科でも扱われています。ただし、病院で処方されるアフターピルは、「ノルレボ」または「プラノバール」なので、アイピルは原則処方してもらえません。

では、何故アイピルを処方してもらえないのでしょうか。

そもそも、アイピルは、ノルレボのジェネリック医薬品です。初めに開発・製造されたのがノルレボで、同じ有効成分(レボノルゲストレル)を使用して後から製造されたのがアイピルです。同じ成分を使い後から開発・製造された医薬品をジェネリック医薬品(後発医薬品)といいます。

配合物質までまったく同じというわけではありませんが、ジェネリック品でも作用は変わりません。ジェネリック医薬品は、既に開発されている有効成分を使用するため、安価で提供できます。開発・研究費用が削減できるからです。

日本でもジェネリック医薬品は認可されており、病院でも扱っています。

しかし、アイピルに関しては、厚生労働省に承認されていません。アイピルは国内での販売は違法となっている薬なのです。

新薬は、開発製薬会社が成分や製法の権利と利益を独占できます。これを特許といいます。医薬品の特許は出願から10年~15年が平均で、最長で20年まで延ばすことが可能です。

特許期間が切れた後は国民の共有財産となり、他の製薬会社が同じ成分や製法を利用することができるようになります。こうして生まれるのがジェネリック医薬品です。ノルレボの特許は2014年4月23日に出願されているので、特許満了日は2034年4月23日になります。

では、何故アイピルが存在するのでしょうか。

国際的にも医薬品の特許は変わりありませんが、インドに関しては世界と異なる特許法が存在します。インドでは製法特許は存在しても、有効成分に対する物質特許は存在しません。そのため、製法特許に触れなければ同じ成分を利用することができるのです。

これがアイピルが存在する理由ですが、こうして製造された医薬品が日本国内で認証されるはずもありません。そのため、病院で処方してもらうこともできません。

ルール4. 安全に入手するには?アイピルが通販できる海外サイトを活用する

個人輸入代行サイトはいくつか存在しますが、安全性を考え、知名度のあるサイトを利用しましょう。

オオサカ堂

オオサカ堂のアイピル通販ページ
オオサカ堂は、20年以上の販売実績があり、大手の個人輸入代行サイトです。利用者の数も多く、知名度ではNo.1でしょう。レビューも500件確認でき、概ね高評価となっています。

支払い方法は、クレジットカード決済と銀行振り込みに対応しています。個人輸入では珍しく最短3日で届くこともあります。

大手だけあって価格面では一番お得です。1箱で1,233円、10箱セットでも4,584円で1錠当たり458円と格安になっています。

あんしん通販マート

あんしん通販マートのアイピル通販ページ
あんしん通販マートは、2018年10月16日まで「あんしん通販薬局」というサイト名で運営していました。

メール注文の他に、電話注文も行っています。支払い方法は、個人輸入にしては多様な方法を取り入れています。銀行振り込みのほか、クレジットカード決済、ビットキャッシュ決済、コンビニ決済があります。

夜間や土日祝日決済もできるので、迅速に処理してもらえるでしょう。価格面では4社の中でも最も高いですが、利便性は高いサイトです。

お薬ラボ

お薬ラボのアイピル通販ページ
お薬ラボは、メール注文と電話注文が可能で、クレジットカード決済、銀行振り込み、コンビニ決済に対応しています。サイトの特色に大きなポイントはありませんが、リーズナブルに購入できるサイトです。

1箱でも1,350円と安く、最大の30箱セットでは21,500円と1錠あたり716円です。まとめ買いをするならオオサカ堂との次に安く購入できます。

ココロ薬局

ココロ薬局のアイピル通販ページ
ココロ薬局では、メール注文と電話注文に加えて、FAXでの注文も可能です。支払い方法はクレジットカード、銀行振込、ペイジー、コンビニ決済に対応しています。

また、購入金額に応じたポイント制度もあるので、頻繁に利用する人にはおすすめです。価格は1箱あたり1,350円で、30箱セットなら22,000円で1錠あたり733円です。3箱セット~10箱セットまでなら、お薬ラボよりも安い価格になっています。

どのサイトでもまとめ買いをするほどお得です。しかし、アイピルの使用期限は製造から約2年だとされています。未開封とは言え、医薬品なので使用期限を超える商品の使用は危険です。

アフターピルは、頻繁に使用するものではないので、最低限の数量を購入して、万が一に備えておくことが大切です。後は、サイトの信頼性を確認し、安全に取り引きができる個人輸入サイトを利用しましょう。

アイピルは通販で買ってから届くまでどれくらいかかるの?

個人輸入でアイピルを購入した場合には、国内発送とは異なり、すぐには届きません。日数としては、最短でも5日程度はかかります。1週間程度の時間は届くまでみておきましょう。

個人輸入とは、購入者個人が使用することを前提として、海外から商品を購入することです。商品の種類はさまざまですが、一般的に需要があるのは、医薬品です。日本では処方箋が必要な薬も、個人の使用であれば海外から購入できます。

価格は、大手医薬品メーカーのものではとりわけ安いというわけではありません。しかし、医師の処方箋が必要な場合には診察料などが発生しますから、その分だけ割安に購入できます。
また、海外で販売されているジェネリックや、日本では未承認の薬も売られています。価格だけでなく、さまざまな薬を試したいといった需要にも応えているのです。

一方で、個人輸入を行う際には、売っているところを見つける必要があります。需要の高い医薬品では、日本の通販サイトと変わらないスタイルで販売しているところがほとんどです。経営者は外国人ですが、日本語による説明やサポートを受けることができます。

このように、個人輸入を行う通販サイトの流れとしては、「注文」「入金」「発送」の3段階を踏みます。注文に関しては、365日24時間受け付けていますが、対応そのものはその会社がある日中に行われるのです。香港やシンガポールが多く、日本時間では午後から夜に掛けてが営業時間です。営業時間内であれば、即日に返信されます。

入金は、クレジットカード決済を使えばその日のうちに可能です。銀行振込の場合には、銀行の営業時間によっては、翌営業日になります。このため、発送までの時間は最短で即日ですが、時差や入金の確認時間を考えると翌々営業日ぐらいです。また、業者によっては、検品をした上で発送するところもあります。その場合には、時間が掛かります。

これら手続きが完了すれば発送となりますが、発送する方法で到着時間が変わります。国際郵便であれば、飛行機を使うため最短で5日程度です。船便では10日程度掛かります。また、海外から輸入されるものは、関税でチェックを受けることもあります。

このため、今すぐ医薬品が欲しいといった場合には、個人輸入はおすすめできません。特に、アイピルのような服用までの時間が短いことが求められるアフターピルでは、常備薬として置いておきましょう。

アイピルはどこで買うと早く届く?

個人輸入代行サイトは多数存在していますが、なかには「入金したのに届かない」といった評判の良くないところもあります。やはり定番のサイトを利用することがトラブルを避けるためにも必要です。

海外から発送されるため、郵便速達で送ってくれるサイトや、即日配達してくれるサイトはありません。むしろ即日届くサイトがあれば、国内で販売する違法サイトの可能性もあります。Webサイト以外にも、ツイッターやフリマアプリなどで「即日発送」と宣伝している業者や個人は、医薬品の不正売買を行っている可能性があります。

通常なら、どんなに早いと言っても、1週間はかかると考えておきましょう。

定番のおすすめサイトとしては「あんしん通販マート」「ココロ薬局」「オオサカ堂」「お薬ラボ」の4つです。いずれもアイピルを含めた多種多様な医薬品を販売しています。一方で、届く日数は業者によって異なってきます。

あんしん通販マートは、7,000円以上であれば、送料無料になります。それ以下は送料700円が必要です。アイピルは、1箱売りでは1,780円ですが、最大7箱セットまで売られています。7箱セットでは8,339円ですので1箱あたり1,192円で手に入れられるのです。また、低用量ピルのトリキュラー5箱とアイピル2箱のセットが7,000円で販売されています。支払いはクレジットカードのほか、銀行振込やコンビニ払いに対応しています。入金後に発送となり、到着までは7日から10日前後です。

ココロ薬局は、10,000円以上であれば送料無料になりますが、それ以下では送料1,000円が必要です。アイピルは1,350円で、入金確認後に発送され10日から14日程度で届きます。

オオサカ堂は、創業22年目の個人輸入代行業者の老舗で送料は無料です。また、米ドル建てで販売されており、レートで若干の差がありますが、アイピルは1箱あたり1,233円程度で売られており、10箱のまとめ買いでは4,584円です。発送は入金確認後で、到着までに約5日から10日ほどです。

お薬ラボは、10,000円以上であれば送料無料ですが、それ以外は一律1,000円が必要です。アイピルは1箱あたりでは1,350円ですが、最大30個までのまとめ買いが可能です。30箱で21,500円なので、1箱あたり716円で手に入ります。発送は、入金確認後で5日から15日程度です。

ただ、いずれの業者も発送元が休みであったり、関税の混み具合によって遅れあます。1週間から半月程度は時間が掛かると考えるのが妥当です。